A.「敷金」の項目は現状の回復のためというのが前提となります。
ただ駐車場の場合、そんな問題は考えられませんが、そのほかに賃料不払いなど、何かあったらのために費用を前払いする建て前で徴収します。
もちろん何事もなければ基本全額戻ってくるはずです。
でも確かに、これは借りる相手によって違ってきます。
時々、なにか名目をつけて返さない人もいるとは聞きます。
契約書の文言に“変な”一文が入っているなどというのもあります。
そのような場合は“敷金返還請求”というのも法的には可能ですが、元々敷金は1~2カ月分が相場ですので、手間に思って泣き寝入りというのもないことではないようです。
ただ嫌なら借りなければ良いというのが現実のようです。
契約書をよく読む。
些細な金額でも納得がいかなければ法に訴える。
それ以前に評判のよい駐車場を探すという消極的な対策をとるか、面倒でも1日最大料金で有利に使えればコインパーキングを使う。
或いは駐車場シェアリングサービスを利用するなど、消費者として賢くなるしか方法はないようです。