A. 正直、私もそう思います。無料で置かしてもらえるというなら別ですが、正規料金で借りる立場側が要・不要か不明な書類を揃えたり、アパート、マンションのような敷金や礼金などを支払う上に、借りる側が事前に、菓子折りをもって“ご挨拶”に行っている風景は珍しい事ではありませんね。
もちろん貸し手側にも言い分はあるのでひと口に変だとは言えませんが、利用者の立場から見るとそうかもしれません。
論点を分けてお答えすると、まず“これってそんなものか”という質問に対しては、“そんなもの”というお答えになります。
必要な、費用(証明書も必要ですので別途確認ください)について、ざっと説明しますが、あらかじめご了承いただきたいのは、ここでご説明するのは一般的なものですので、あくまでの参考です。
個別に利用される場合は、必ず直接確認して頂くという点です。
- 「賃料」…月々の使用料ですが、月初の場合は当月分の先払い。月中だと当月分を日割りで計算して、且つ翌月分を前納するなどがあります。(例外も多いのでちょくせつ確認してください)
- 「保証金/敷金」…契約時に貸主側に預けておくものです。通常は解約日に返金されます。ご質問にある“敷金”は本当に帰ってくるのかについては、駐車場設備の破損などがなければ通常は返金されます。但し契約書に「保証金返金なし」の条件がついていたり、また請求しても払われないこともあります。その場合はだいたいは訴訟など起こす金額でもないので、泣き寝入りするのが現状でしょう。
- 「手数料・礼金」…仲介手数料や事務手数料、貸主に対する単なるお礼です。手数料に対してはある程度、根拠はありますが、価格の設定は相手側任せですし、礼金にいたっては根拠は希薄と言われれても仕方なく、最近では礼金なしを謳う場合もあります。
- 「その他」…契約期間(2年が多い)が満了すると更新料名義で納める「更新料」や、車庫証明が必要な場合の「車庫証明代」があります。
最初に、月極代金の3倍は払い込む必要があると思ってもらえればよいかと思います。
“コインパーキングなら…”については、微妙です。
通常は月極料金を30で割っても、コインパーキングの最大料金がかなり高く設定されているので使いようはありませんし、そもそも予約でもできない限り、毎日確実に止められるかが分かりません。
しかし筆者の経験ですが、且つて3か月間、仕事上の必要があって契約したのですが、月額が36,000円(月単位です)かかるということでした。
前にあるところは少し安いのですがそれでも33,000円でした。
それよりもまだ駅に近いビルに駐車場のシェアリングサービスを扱っているところがありました。
そこでは1日の料金がほとんど1300円設定で30日先まで予約できるシステムでしたので、休みを除けば月20~22日だけの利用でした。
これなら月28,000円前後で収まりますし、予約も30日先までとれるので毎日多少の手間でしたが問題なくとることができました。
もちろん敷金や不明な出費も一切ありませんでしたので、シェアリングサービスの活用も範疇内かと思います。
シェアリングサービスの会社も千差万別ですから、皆がこのような仕組みを持っているわけではないようですので注意が必要です。
因みに私が利用したのは「akippa」というところでした。