“理想と金儲けの綱引き?”。“シェアリング社会の実現”に、新たな“AI”の壁が出現。
AI(人工知能)の導入で、シェアサービスが様変わり?需要に合わせた価格変動は是か非か。 シェアリング社会への移行は、コインパーキングの乱開発や無駄なドミナント戦略による物価の高騰や、社会環境の破壊を食い止めるための社会の挑戦です。 しかし、そのことは国民生活の為にはなりますが、同時に大企業の収益の縮小も意味します。これまででも徐々に骨抜きにする流れが止まりませんでしたが、新たな既得権益勢力からのニュープレーヤーが参画のではと話題になっています。 昨今はやりのAI(人工知能)の導入がそれで、“ダイナミックプ …
駐車場予約アプリ「akippa」。登録会員数100万人突破! その陰でくすぼり続ける批判評も…
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社では2018年11月7日(水)に累計会員数が100万人を突破したことを発表しました。また同社では、100万人突破を記念したサンクスサイトも同時に公開しています。 akippaに関しては、駐車場のシェアリングサービスのリーディングカンパニーとして、トップをひた走っていて、これほど短期に100万人の登録者数を越えたことはさほど驚きではありません。 今後も会員数は順調に伸びて行くのは間違いのないことでしょう。 シェアリング業界からは、期待外れの声も… …
【密着】存続か、解体・撤去か。マンションの機械式駐車場の管理組合とコンサルティング会社の一部始終
マンションの駐車場余り問題は、逼迫した問題のわりには業界の収益が関わってくるため、あまり表舞台にはあがって来ませんが、住民にとっては深刻な問題であることは変わりありません。 駐車場新聞に寄せられたご相談で“至急解決したい”とのご相談がありましたので、名前、場所などは非公開にする前提で、取材をさせていただくことになりました。以下はその全貌です。 まず話を整理する意味で、こうした事案に利権関係なしで動いてもらえるコンサルティング会社に相談を持ち掛けました。 ここで注意が必要なのは、コンサルティング会社の選定で …
相次ぐ行事の中止! 地方に“パーキング需要はない”はないは本当か
全国の地方都市や市町村で、様々な行事の中止が相次いでいます。 日本の古くからのお祭りなどもそうですが、最近顕著なのは夏の花火大会などのドル箱イベントの相次ぐ中止です。 地方都市にとって、花火大会に集まる市街、県外からの観光客は、まさに地域活性化の柱ともなるのに、それをいとも簡単にやめてしまうのはなぜでしょうか。 ひとつは昨今増えてきた、催事場所での死亡事故です。 膨れ上がった観衆の整理ができず大事故を誘発してしまい、現場よりも行政の責任者が吊し上げを喰うようになったからです。 この流れ自体は当然のことでし …
駐車場シェアリングサービスのデメリットや留意点について
駐車場シェアリングサービスは費用0円で導入できて便利で当サイトでもオススメはしていますが、よく問い合わせがあるのがデメリットがないのかということ。デメリットというかいくつか留意点があります。 貸し出している間は又貸しはできない 当たり前と言えば当たり前ですが、駐車場シェアリングサービスにスペースを貸し出している間は他の用途で利用できません。 もちろん他のシェアリングサービスにもです。(そもそもシェアリングサービスに登録する上でも借地の又貸しはできません) これはダブルブッキングを防ぐ利用者保護が目的で、駐 …
迷惑駐車 なぜミニストップの一店員がそのような抵抗をしなければならなかったか。それこそが問題の本質だ
ツイッターより 昨年、コンビニチェーンのミニストップの駐車場で“小さな事件”が起きました。近くでイベントがあり毎回迷惑駐車で困っていた“店員が”、車を持ち込み、後輪をロックして、ベタベタと“駐車場をご利用の方へ”とか“迷惑になるので迷惑駐車しないで”と張り紙をし、大きく“ロックを外してほしければ4万円ください”(なぜか敬語)と目立つ位置に掲示したのだそうです。 その効果はありましたが、その車の写真がツイッターに投稿されると“やり過ぎ”だとか“不愉快”という意見が寄せられ、同社の広報は“店舗も反省している” …
akippaが目指すMaaS(マース)とは一体何か?
駐車場オーナーQ. 駐車場シェアリングサービスの「akippa」では先日、8.1億円の資金調達を発表しましたね。その時に、その資金はakippaの駐車場予約サイトの充実に主として利用されるとの事でしたが、同時に、会社としてはMaaS(マース)を目指すと発表したようです。どうかIT音痴の私に、具体的には何をするのか教えて下さい。 A. “具体的に何をするのか”は、akippa株式会社としての最重要課題ですので、現状何を計画しているかは想像できても、同社の発表がない限り推測の域をでないものです。でもMaaS( …
潮流が変った。全国で深刻化するコインパーキングの稼働率”激減”現象。
地震の後の“専門家”がそうですが、何事も後付けで説明をするのは簡単です。 市場全体の流れの中から“兆候”を察知して、そのあとに起こる必然を推測するのは難しいものです。 しかし見るべきところを曇りのない視点で見ていると未来の予測は比較的簡単と言えます。 その前提で見ると、全国でコインパーキングの稼働率が激減していると言えます。 ここで激減と表現しているのは、“現状では比較的穏やかな変化であるが、このあと一気に症状が悪化してくる”ことが推定されるという意味です。 ドミナント戦略で普及してきたコインパーキング …
一気にやってきた、コインパーキングの価格の高騰と下落の潮流。これに釣られるな!
今、全国に奇妙な現象が広がっています。 それは都市部を中心に、コインパーキングの価格の高騰と下落が同時に起きていることです。 以前、このコラムでは「コインパーキングの価格の高騰」について、ご紹介しましたが、あれは東京都内の主要地が主題でしたが、駐車場の価格の低下はそれ以外のほとんどの地域で起こっています。 業界ではこの原因を駐車場の急増に伴うもので、価格の低下は競争が激しい場所での過剰な陣取り合戦にあるとしています。 つまり新しく地域に参画してきたパーキングは近くのライバルを蹴落として、自己有利を確立して …
イベントでは駐車場より駐輪場?全国で広がる“小さく”て“大きな”動きに疑問
5月20日に岡山県の長泉寺の境内で「第3回南方マルシェ」というイベントが開催されます。 これ自体は地域の様々なお店を集めたイベントですが、3度目の今回は“新しい試み”として、「駐車場を廃止」して「駐輪場を設置」することになり注目を集めました。 駐車場より駐輪場にするわけ これまでイベントを開催する場合、主催者は広く集客を図るために来場者の駐車場の確保に四苦八苦しているのが現実でした。 その割には需要も一過性のもので、その後一時的に町全体の収益は増えます。 しかし2~3か月もすると前年並みに戻るというのが顛 …
akippaが発表した新システム「シェアゲート」が、駐車場シェアリング業界を震え上がらせた
これまでakippaは駐車場シェアリングサービス業界で圧倒的なシェアと稼働効率を上げて来ていたが、このほど、新サービス「シェアゲート」の導入を発表した。 これを大きく取り上げるメディアは多くなかったが、日本の駐車場業界に大きな衝撃を与えた。 特に同業種である駐車場シェアリングサービス業界では、「これまでも大きな差はあったが、それを埋められないどころか、これでは太刀打ちができなくなる」と事実上の敗北宣言も飛び出し、業界を震え上がらせている。 コインパーキングの導入期に多かったゲート式コインパーキングは、コス …
月極駐車場の稼働率・収益率アップするために駐車場シェアリングサービス『akippa(あきっぱ)』が特におススメできる理由
月極駐車場を運営していて一番気になるのは『稼働率・収益率』だとは思いますが、よっぽどの立地などでない限り30%などが普通ではないでしょうか。 駅前なら100%近い場合もあるかもですが、さらに空きを埋め、稼働率を上げる方法があるとしたら? その方法として駐車場シェアリングサービス『akippa(あきっぱ)』をおススメしたいと思います。 akippa(あきっぱ)とは? 駐車場シェアリングサービスについては何度かご紹介してきましたが、その中でもこの業界でのパイオニアが『akippa』です。 民泊やカーシェアリン …
駅前立地の月極駐車場の憂鬱
筆者の住む町は地方都市のひとつで、東西と南北の鉄道路線の交わる場所であり、駅前に江戸時代の旧街並みがあったり、また反対側にはショッピングモールや商店街もあり、大変賑わっています。 住んでいても環境の良さには大変満足しています。 ところがひとつ満足できないのは、駅前にコインパーキングが少なく、どう考えても料金が馬鹿がつくほど高いのです。 市営のものはあるにはあるのですが、50台ほどの規模で新たに作る場所もありません。 にもかかわらず、月極駐車場は嫌というほどあって、そこには空車が目立っています。 運営会社に …
全国で静かに進行している、コインパーキングの価格の高騰。その原因を考える
全国でコインパーキングの料金が急にあがっているとのご指摘や問い合わせが増えています。 この原因には都心部での駐車場の提供不足であるとか、地価の問題などそれっぽい理由がつけられていますが、とどのつまりは企業都合で勝手に価格を弄っているに過ぎません。 ある大手コインパーキング企業の社員の話では、その部署ではどこまで値段を上げても収益が下がらないのかの価格ラインを表したリストが毎月出されるのだそうです。これなどは全くコインパーキング企業の勝手な数値操作に過ぎません。 それについては経済評論家の勝間和代氏の、たい …
土地オーナーの月極信仰は業界のマインドコントロール?
全国の駐車場の中で、圧倒的に多いのが、個人地主の“月極駐車場”です。 地方の駅前には日中ガラガラの月極駐車場が其処此処に見られます。 反面、時間貸し駐車場は無いに等しく、あっても20分300円、3時間止めると2,700円となりますが、それでは誰も止めなくなるので“最大料金”なる奇策を擁して1,800円止まりなどにしていますが、利用者には納得行くものではないでしょう。 もし駅前のスペースが月極とコインパーキングは半々であれば、もっと多くのひとが利用し易くなりますし、料金もかなり安い設定になるでしょうが、この …
“駐車場の美観問題”。京都市の“コイン駐車場の緑化パートナー制度”導入に懸念も
京都市が導入した“罰金規定を織り込んだコイン駐車場緑化パートナー制度”は、今後注目されるものとして、全国への広がりが期待されていますが、これについては、導入を評価する半面、形式的な馴れ合いにならないことを懸念する声もあります。 京都市はこれまで、明確な緑化計画を立ててきましたが、結果的に失敗に終わっています。 それだけに、今回、これまでの政策を強化するのではなく、代表的企業4社だけに絞ったパートナー制度としたことは、手法にこだわらない柔軟な対応と一定の評価をする声がある反面、不自然な業者選定であるとの反論 …
後を絶たない『コインパーキングの看板詐欺』は悪質業者だけの責任ではない
時間貸し駐車場の料金表示について[PDF形式](消費者庁)予想を超える駐車場料金を請求されるコインパーキングの利用トラブルが急増しています。 その為、消費者庁はパーキング需要が増える時期にあわせて注意を喚起する通達を出したのが、昨年末12月25日のことでした。 「時間貸し駐車場の料金表示について」と題されたもので、内容は“間違いやすい”ケースが紹介され、駐車場業は簡単に参入できるので、悪徳業者も入り込むことがあるので、消費者に“勘違いしないよう注意する”ことを求めています。 私はこの通達をみてひっくり返っ …
大手企業のコインパーキングは、駅前の景観保存活動無視の陣取り合戦
かつて日本の駅前にはパチンコ屋があって、これが景観を著しく破壊するという批判を受けていました。 だからといって移転する訳にも行かず、今ではけばけばしい外観を改めて防音もはかり、それとは気づかない存在になっています。 街の景観保存というのは、どこでも神経を使うところですが、現在どこの駅前にも乱立して、こうした景観保存の努力を台無しにしているのが、大手企業のコインパーキングの存在です。 小さな駐車場でも、不釣り合いなど大きく、センスに欠ける看板や電光掲示版、記入方法の問題が指摘されている金額表示版が建てられ、 …